インタビュー②
こんにちは!まっしゅです!
今回はインタビュー第二弾のご報告をさせていただきます!
昨日は世田谷区区議会議員である、藤井 まな様に話を聞いて参りました。
名前:藤井 まな
役職:世田谷区区議会議員
政党:民進党
Q.1 何故、政治家になろうと思ったのですか?
■藤井さん
大学生の頃に起業した際に、政治家と関わり興味を持ったからですね。
■まっしゅ
そうなんですね!どのような会社を起業されたのですか?
■藤井さん
HPのデザイン会社です。そのお陰で今でもHPのデザイン等は後輩の会社に値段を下げて依頼することが殆どですね。
Q.2 実際に政治家になって特に大変だと感じたのはどういったことですか?
■藤井さん
朝から晩まで街頭演説することはやはり体力的に大変でしたね。
■まっしゅ
皆さん本当に朝早くから足を運ばれてますもんね。確かに大変なイメージは強いです。
■藤井さん
あとは自分が良いと思っている事に対しても、悪いと言わないといけなかったりすることですね。
■まっしゅ
それは、どういうことですか?
■藤井さん
同じ政党の中でも意見がバラバラだったりするので、党で必ず統一されるということです。
■まっしゅ
なるほど。。
■藤井さん
だから、賛成の意見と否定の意見をそれぞれ予め言える状態である必要があるんですよ。
■まっしゅ
不本意なことを言うのは確かに精神的にキツそうですね。
Q.3 選挙に勝つための秘訣はありますか?
■藤井さん
歩くことですね。
■まっしゅ
歩くこと、、ですか?
■藤井さん
はい。要は地域を知るということです。
有権者はそれぞれ異なった問題を抱えており、それらを解決して欲しいと思っているので、
そういった現場の声は実際に足を運んだり、地域について知ることで気付くことが多いんです。
もちろん、すべての問題を解決することは難しいので、予め自分のなかで絶対に解決したい問題の優先順位を決めておくことが大切なのです。
■まっしゅ
そこまで考え抜かれたうえで、政策は生まれるんですね。
ちなみに、最も優先順位が高い政策はなんですか?
■藤井さん
障がい者政策ですね。
■まっしゅ
それは、何故ですか?
■藤井さん
大学卒業後に小学校の臨時職員として、障がい者と接点を持ったことです。
Q.4 プライベートで気を付けていることはありますか?
■藤井さん
公職選挙法をすべて把握していれば、実際にそこまで大きな問題はないです。
例えば、自分だったら奢らないということを徹底していますかね。
■まっしゅ
なるほど。ちなみに女性関係とかで気を付けていることはないんですか?
■藤井さん
ないです。自分の場合は独身なので、インターンをしてくれている女子と歩くこともありますが、それは法律上まったく問題がないのでそんなところまで注意を受けていたらたまらないです。
キャバクラのようなお店にしても、支援金で行くこと自体は問題ないんです。
ただし、23区内でも地域ごとにそれぞれ違っていて、世田谷区は唯一飲食が駄目なんです。
Q.5 今の政治に対して何が問題だと思いますか?
■藤井さん
保育園の空きがなかなか出ない為、保育園を立てることを目的とした政策は多いのですが、
障がい者(医療的ケアが必要な子ども)を預けられる保育園が23区内で1カ所にしか存在していないことですかね。
■まっしゅ
確かに、藤井さんは障がい者政策に対する優先順位が最も高いと仰ってましたもんね。
現状として、どういった取り組みがあるんですか?
■藤井さん
世田谷区内にそういった子ども達を預けられる施設を作ります。
2017年4月に誕生することが既に決定しております。
■まっしゅ
もう既に決定しているんですね!有言実行がカッコいいですね。
Q.6 今の社会に対して何が問題だと思いますか?
■藤井さん
法律上、50名以上の会社は障がい者を一定数雇わなくてはいけないのですが、
世田谷区がそれを現状満たしている一方で、税金で運営している文化財団や、
パラリンピックについて報道するスポーツ振興財団は満たしていないことですね。
■まっしゅ
発信する側がそもそも満たしていないのは確かに気になりますね。
Q.7 今後の社会において、どのような政策が必要だと思いますか?
■藤井さん
世田谷区を独立させることですね。
■まっしゅ
独立というのは?
■藤井さん
要するに世田谷市にしたいんです。
■まっしゅ
大阪都構想みたいですね。それは何故ですか?
■藤井さん
大阪都構想は強力な広域行政体をつくることが目的なので少し違います。
現状、23区における消防権、警察権、水道権は東京都で一括されているんです。
なので、区ごとに抱えている問題が違えど統一しなくてはないらないのが現状なのです。
結果的に都内でも市として独立している地域の方が政策の幅が広いのです。
Q.8 今後もずっと政治家として働きたいですか?
■藤井さん
いえ。起業を考えてます。
■まっしゅ
そうねんですね!ちなみにどういった企業をお考えなのですか?
■藤井さん
メディア改革する為の企業です。
現状、視聴率を調べる会社がビデオリサーチ株式会社しか日本には存在していません。
その為、視聴率がすべてその会社に委ねられることになるので、情報を分散させる為に仮に異なった視聴率であっても国内で発信するべきだと考えています。
■まっしゅ
政治家として働かれている方にも色々な方がいらっしゃるんですね。
Q.9 国会議員は今後目指さないのですか?
■藤井さん
考えていないです。雇用問題などの大きな問題を実際に変えるには大臣くらいの役職に就く必要があります。実際に変化を与えることを考えれば、市議会や区議会の方がより直接的に政策を通じてアプローチすることができるんです。
Q.10 現代の若者にメッセージをお願いします!
■藤井さん
私自身、未だ若者だと思っておりますが答えるとすれば、自分のライフスタイルを考えてほしいですね。
■まっしゅ
ライフスタイル、、ですか?
■藤井さん
はい。要するに、自分の生き方ですね。多様性のある世の中だからこそ、どう生きるかを考えるということはとても大切なのです。
■まっしゅ
なるほど。まさに、生き方の幅が圧倒的に広がっている現代だからこそですね。
以上が、今回のインタビュー内容になります!
今回も書き切れなかった内容が沢山あります。
時間としても90分近くにわたり、とても丁寧に話をしていただくことができました。
藤井さんはとてもフランクな方で、話し方や考え方が今までイメージしていた政治家とは少し違った印象を受けました。
改めて、政治家にも色々な考えを持った方がいると感じさせていただきました。
藤井 まなさん、この度は貴重な場をご提供いただき本当にありがとうございました!
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